人事制度には主に下記のようなものがあります。 各企業によって導入するものは違ってきます。 ・目標管理制度…各自の目標達成度を評価する成果重視の人事制度 ・年俸制…年単位で収入を決める制度。プロ野球選手型の厳しい年俸制は知られていますが、企業では同様の形式では難しく、緩やかな年俸制を導入する傾向。 ・インセンティブ制度…成果に応じて特別賞与を支給するなど、ヤル気を促進させる制度。 ・コンピテンシー…それぞれの企業で「高い業績を上げている従業員の行動」を分析し、何が「できる社員」にしているのか解明。これを活用することにより、従業員全体のレベルアップを図ります。 ・複線型人事制度…企業の中に複数のキャリアコースをつくり、選択させる制度。管理職コースと専門職コースに分けるなど。 ・ジョブグレード制…仕事のレベルだけを重視し、職務等級で管理する制度。
管理職と一般職では評価項目は違ってきます。 具体的にどのような項目で評価するのか、一例を挙げます。 ・結果への責任 ・柔軟性 ・仕事に対する取り組み方 ・コミュニケーション ・協力と協働 ・人材育成 ・倫理的な行動 ・リーダーシップ ・問題解決能力 ・チームワーク ・時間管理 ・仕事の自己完結 各企業によって重視する評価項目、賃金も違ってきます。各企業独自の賃金・人事制度の導入は不可欠です。 そして、従業員の評価を公正にできるかによって人事制度が成否が決定します。
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